忙しいときほどメンタルヘルスが重要になる

仕事をしているうえで悩みを感じたりすることは、どのような仕事でもあることです。どうしても仕事という場面では人と接することが多いですし、利害も対立しやすくなります。組織の中で働いているときはもちろん、フリーとなって自分一人で働いている時でも、取引先との交渉や仕事へのプレッシャーなどでメンタルには大きな負担がかかっていきます。

そういったことをきちんと自分の心で認識し、対応していくことが最も重要なこととなります。不調が起こることはだれにでも可能性があるのです。仕事が忙しいときほどそういったことを無視して突っ走ってしまいがちになりますが、メンタルヘルスに気を遣っていくことが結果的には良い状態で仕事をするポイントともいえるのです。仕事が忙しくなってきたなと感じた時に、自分の心に目を向けていくことがセルフケアの第一歩となります。

ちょっと調子が悪い、というのも、メンタルにダメージを受けている信号かもしれません。その段階で周囲に相談したり、仕事の調整を行うという事をしておけば、病気まで至ることもなく仕事を続けることができることも多いのです。特別なことをする必要はありませんが、普段と違うという事があれば、自分一人で抱え込まないようにするという事が大切です。同僚などに相談できなければ、専門の相談窓口を探したり、心療内科を受診していくという事も必要でしょう。また同じ境遇の人たちの声を聞いてみたり、職業ごとの専門サイトを覗いてみることでも、心にゆとりをもつことができるはずです。(例えばエンジニアさん向けであれば「エンジニアのためのメンタルヘルス診療所」などですね)

仕事の忙しさが調子につながることも多いので、仕事量の調整も必要です。自分の心と体の声をしっかり聞き、充実した日々を送るためのポイントを知っておくことは社会生活を送る上での強みとなるでしょう。